機械化要望リスト

相変わらずessa氏のブログ
http://d.hatena.ne.jp/essa/
が面白い。タダで読めるのに金で買えないことが沢山書かれていて本当にありがたい。
影響されて、googleに対する欲求をいろいろ連想した。

要するに人力でしている作業を自動化したい。どういう作業が自動化できるとうれしいだろうか。また、どういう作業を機械されると自尊心が傷つくだろうか。

機械にもっと頑張ってほしい

・検索
検索とか面倒過ぎる。なんとかしてほしい。

・文書の引用
手動で引用するのは面倒過ぎる。視線認識等使って引用すべきと思ったら勝手に引用する仕組みを作ってほしい。

・要素に対する確率的な重み付け
あるページを見たときそのページが有意義かどうかを人力で判定するのは面倒くさい。機械に自動で確率を割り振り、スコアというか重みを付けてほしい。SBMは人力だし私の好みをまったく反映していないのでまるで使えない。各種人間関係の可視化プロジェクトも、単につながりがあるかないかという一元的な数値ではなく、崇拝とか怨恨とか腐れ縁といった性質を確率を使ってうまく表現できるようにして欲しい。

・連想ゲームのタイムスタンプの保持
たとえば「時限爆弾」という単語から、人力で「24」「好奇心」「仏教」「名探偵コナン」「詩」「世代間互助」というような単語を人力で連想している。これをみんなが行って現在の日本語が保持されている。しかしこの相互連鎖は流動的で、数十分単位で新しい連想が生まれ、キーボード入力が面倒いために記録しないまま捨てられている。もったいなさすぎる。googleその他の会社には、現在の言語空間に対する検索インデックスを作成するだけでなく、日本語ウェブ空間のインデックスを数分単位で逐次バックアップしていて欲しい。

・心身健康の維持管理
自分で栄養価や運動量を気にしてバランスを整えねばならないのは面倒過ぎる。心身の健康具合を逐次読み取り損失余命を最小化する行動プログラムを計算し、リコメンドし、できれば環境管理権力で押し付けて欲しい。

・政治的振る舞いのサポート
適当な人間関係のデータを入力すると「新規着任予定のボスは典型的リベラル派です。2年前のこのコンテンツは右寄りです。ウェブから削除して下さい」「同僚の息子が受験に失敗しました。学歴の話題を注意深く避けて下さい」といったリコメンドをして欲しい。

機械化してほしくない

・センスの定量
機械に「あなたは悪趣味です」と判定されるのは嫌だ。

・コンテンツ作り
作品の向こうに意志が見え隠れしないと楽しくない。人間同士でコミュニケーションさせて欲しい。

・もっとありそう