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21:56 権丈という先生の「再分配政策の政治経済学」が滅茶苦茶面白い。ハードコアパンク社会保障という分野があることを知らなかった。fuck youという怒りが伝わってくる。
22:00 『「統治者が自分の権力を維持拡大できる度合い」を政策の「望ましさ」と定義しよう』って一見エキセントリックだけどもの凄い合理的な考え方だ。
22:01 この線でいくと有権者の愚かしさ賢さ具合、合理的無知の程度具合でいろいろ決まってくる。より詳細な合理的無知の行動経済学的あるいは心理学的背景が気になる。
22:05 例えば「社会保障給付費の名目・実質国民所得百分比」という指標は、よく読むと面白いしわかりやすい。しかし漢字の羅列でどう見ても難しそうで、ユーザーフレンドリーではない。単語からして合理的無知を助長しているんじゃないか。
22:11 医療予算の削減(=プライマリバランスの適正化)は、「景気が悪い」「ボーナスが伸びない」という非常に単純な指標によって理解されており、かなり分かりやすい。医療崩壊と現場の疲弊を訴える人は、これくらい分かりやすい医療現場のヤバさ指数を開発する必要があるようだ。
22:13 「給料が大して高くない」「長時間拘束される」「クライアントがDQNばかり」というような類だと相対比較され「うちの業界だって」という話になってしまう。かといって産婦人科医の平均寿命は平均より10年短い、という激務ぶりを示すデータは直感的でない。
22:15 医療業界固有の大変さをきちんと表現しつつ、特権的業界の嫉妬や羨望を招くようなエリートっぽさを排除し、それでいて子供からおばあちゃんまで分かる単純さの指標。すごく無理そうだ。
22:22存在と時間」が英語版だとbeing and timeってのと同じで、ある指数の表現が英語だと簡単なんだけど日本語だと難しいとか、その逆とかあるのかもしれないなあ。
22:44 利益集団と政治家の貿易モデル、利益集団をまとめるコスト。利権を得るかわりに政策キャンペーン資源を提供する。